MIPSの64ビットマルチスレッドプロセッサ、AIの爆発的成長を推進

ウェーブ・コンピューティング (Wave Computing、以下「ウェーブ」)、モバイルアイ・ビジョン・テクノロジーズ (Mobileye Vision Technologies Ltd、以下「モバイルアイ」)、ネットスピード・システムズ (NetSpeed Systems, Inc.、以下「ネットスピード」)、ファンジブル (Fungible, Inc.)、シンCI (ThinCI, Inc.、以下「シンCI」)、デンソー (Denso) グループ企業NSITEXE (以下「NSITEXE」) などが、AIアプリケーションでマルチスレッド機能のあるMIPSの64ビットプロセッサコアを活用している

 

2018年3月7日カリフォルニア州サンタクララ発 (グローブニューズワイヤ) — 広範囲に使用されているMIPSプロセッサアーキテクチャとIPコアのプロバイダーであるMIPSは本日、64ビットハードウェアマルチスレッドプロセッサコアが、テクノロジーのリーディング企業によって人工知能 (AI) ソリューションの開発のために幅広く採用されていることを発表した。最近では、ウェーブ・コンピューティング (Wave Computing®) がリアルタイムオペレーティングシステム (RTOS) やシステムオンチップ (SoC) サブシステムなどのデバイスマネジメントやコントロール機能を扱う次世代のディープラーニングソリューションで使用するために、MIPSコアを採用している。統合型MIPSコアは、ニューラルネットワークグラフの高速かつ効率的な処理を可能にするウェーブの革新的なデータフロー技術を強化する。

 

MIPSのエンジニアリング担当バイスプレジデントであるデイビッド・ラウ (David Lau) は次のように述べている。「MIPSは、64ビットエンベデッドコアの定評あるリーダーであり、先駆的な製品を推進する最先端のソリューションを常に提供しています。現在、当社のコアは、AIの爆発的な成長を促している、世界で最も革新的な設計の中核として使用されています。当社のハードウェアマルチスレッディングテクノロジーは他の製品とは異なっており、当社の高効率・高拡張性プロセッサアーキテクチャは、ディープラーニングやAIに最適です。当社では、コアコンピテンシーに焦点を当てながらも、新興のインテリジェントアプリケーションの開発促進にも注力しています」

 

ウェーブ・コンピューティングのCEO、デレク・メイヤー (Derek Meyer) は次のように述べている。「MIPSプロセッサの64ビットアーキテクチャにより、次世代AIアプリケーションに必要なメモリアドレス範囲をさらにサポートし、マルチスレッド機能により、データフローソフトウェアエージェントでより高速なリアルタイムで効率の良いタスクマネジメントを実現できます。さらに、MIPSエコシステムと開発ツール環境は、AIのような急速成長中のアプリケーションにも適しています」

 

設計の複雑性が増し、ソフトウェアのフットプリントが拡大し続ける中、64ビットMIPSアーキテクチャは、より多様なデータセンター、インターネット接続型コンシューマーデバイス、ネットワーキング製品、新興AIアプリなどで使用されている。ウェーブ以外にも、モバイルアイ、ファンジブル、シンCI、デンソーなどの企業が、MIPSの64ビットプロセッサコアを使用して画期的なAIアプリケーションを開発している。

ネットスピードのCEO、スンダリ・ミトラ (Sundari Mitra) は次のように述べている。「MIPSはCPUアーキテクチャの先駆者によって作られたものであり、ゲームからエンタープライズネットワーキング、自動運転車に至るまで、シリコンバレーの様々な産業創出に多大な効果を及ぼしてきました。基盤となるマルチスレッドアーキテクチャとその素晴らしい性質は、機械学習やAIなどの次世代アプリケーションに最適です。ダド・バナタオ (Dado Banatao) 会長の新しいリーダーシップの下で、MIPSがより高いレベルに成長すると確信しています。ネットスピードは、この動きで能動的なパートナーとして活動することを楽しみにしています」

 

MIPSの64アーキテクチャは、ADASやセットトップボックス、ネットワーキング、テレコミュニケーションインフラアプリケーションなど、さまざまな用途で引き続き使用されていく。強力な機能、ハードウェア仮想化機能、特権モード命令の標準化、過去のISAのサポート、MIPS32アーキテクチャからのシームレスなアップグレードパスを提供することにより、将来のMIPSプロセッサベースの開発に確実な高性能基盤を提供する。

 

モバイルアイのエンジニアリング担当バイスプレジデント、エルカナン・ラシネック (Elchanan Rushinek) は次のように述べている。「MIPSとのコラボレーションは、モバイルアイの自動運転システム向けSoC「EyeQ®」の多くの世代において重要な役割を果たしました。EyeQ5では、モバイルアイはマルチスレッド、マルチコアMIPS CPUの最新の高性能、高効率64ビット異種コンピューティングクラスタを活用しています」

シンCIのCEO、ディナカル・ムナガラ (Dinakar Munagala) は次のように述べている。「MIPSのI6500-Fコアは、新水準のパフォーマンスを達成し、プラットフォームを開き、妥協なき機能的安全性という私たちのゴールを達成することに役立っています。業界では、MIPSの今後の展開を楽しみにしており、今回は機械学習に特に重点を置いたことを喜んでいます。ディープラーニングにおけるコンピューティング作業は、現行のコンピューティングアーキテクチャに新しい負担をかけており、MIPSではリアルタイム処理とマルチスレッディングの分野における重要なテクノロジーを有しています。異種コンピューティングとコヒーレントアーキテクチャのための新しいソリューションでMIPSとの共同作業を検討できることを楽しみにしています」

昨年8月に、デンソーグループ企業のNSITEXEは最新のMIPS CPUライセンスを取得し、車載電子処理の強化を推進すると発表した。NSITEXEのCTOである杉本秀樹 (Hideki Sugimoto) は、次のように述べている。「次世代の車載エレクトロニクスの性能、効率、信頼性に大きな効果を与えるMIPSプロセッサに搭載されている差別化の大きいテクノロジーを探索することができて、たいへん嬉しく思っています。私たちは、自動車システムの処理能力強化のための産業革新を加速することを目標に掲げてこのプロジェクトに取り組んでいます」

ファンジブルのCEO、プラディープ・シンドゥー (Pradeep Sindhu) は次のように述べている。「アナリティクス、機械学習、その他の大規模ビッグデータアプリケーションのようなスケールアウトされた作業量では、本質的にネットワークに負担がかかります。MIPSの同時マルチスレッドアーキテクチャは、CPUの1クロックあたりに実行可能な命令数 (IPC) で測定する効率が良い状態で行われているかどうかを確認します。この効率は、MIPSベースのシリコン実装の場合、より小さな面積と低消費電力が実現できることが判明しています」

 

MIPSについて

MIPSは、世界で最も人気のある製品を駆動するプロセッサアーキテクチャとIPコアのリーディングプロバイダーである。能率化されたMIPS RISCアーキテクチャおよびCPUコアでは、IoTエッジからハイエンドネットワーキング装置までの多様な性能をすべて網羅する、極めて効率が良くスケーラブルで信頼性の高い製品を構築することができる。MIPSは、最適化されたアプリケーションパフォーマンスと効率を実現するマルチスレッディング機能で業界をリードしている。1984年にスタンフォード大学の研究者らによってMIPSコンピュータ・システムズ (MIPS Computer Systems Inc.) として創立されたMIPSは現在、新世代のインテリジェントなコネクテッドデバイスのプロセッシングの革新に注力する独立企業となっている。MIPSの設計は全世界で数十億ユニットも出荷され、その使用は太陽系の端部にまで及んでいる。同社はカリフォルニア州サンタクララに本社を構え、世界各地に事務所を設けている。www.mips.com

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MIPSおよびMIPSのロゴは、米国またはその他の諸国において、MIPSの商標である。Wave Computing®とWaveFlow™は、ウェーブ・コンピューティング (Wave Computing, Inc.) の商標である。その他の商標は、各所有者に帰属する。

 

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